生きていることが辛い日々①
高校を卒業して、すぐに関東にのとある寮に入りました。
彼氏もいない、親や近所の目もない状況にはっちゃけて、肝試しに行ったりしていました。
肝試しに行っていいことは何ひとつない。
生活に少し慣れたころ、地元の友人に誰か紹介してと頼まれたので、学校で知り合った友人を紹介しようと思い、会う機会を作ろうとしました。
地元の友人とその友達、私の友達2人の4人で会えばいいと思い、私はその場に行くつもりはありませんでした。
しかし、一人の友達が突然来れなくなり、一人で行かせるわけにもいかないので急遽私も行くことに。
それが地元が同じKさんとの出会いでした。
その当時の私は無知で本能のままに生きていました。
自分のこれまでの恋愛遍歴などすべてペラペラと話し、相手がどう思うのかとか一切考えず自分を知ってほしいと思っていました。
Kさんと付き合うことになり、最初のうちはよかったのですが徐々に雲行きが怪しくなります。
口は災いの元ということわざを身に染みて経験することになります。
付き合い始めてしばらくするとKさんの家で半同棲のような生活になり、しばらくすると私の恋愛遍歴を知っているKさんが夜に豹変するようになりました。
・タバコの灰皿代わりに手を出せと言われ、手のひらに根性焼きをされる。
・焼酎のロックを一気飲みさせられ、急性アルコール中毒のような症状がでる。
・焼酎の空き瓶で殴られる。
・夜になれば殴られ、蹴られる。
・首を絞められ意識が飛ぶ。
・インスタントカメラで恥部を撮られる。※
・壁に自分から突撃しろと言われ、鼻が折れる。
・結婚しようと子供を作ろうと言われ、実際にできたときは下せと言われる。
※インスタントカメラを撮られて出てきた写真は全部真っ黒だった。
顔を撮ると普通に取れるのに、恥部を撮ろうとするとすべて真っ黒。
見えない何かが守ってくれていたんだと今は思います。
そんな日々が毎日続き、毎日夜が来るのが怖かった。
朝になると泣きながら謝られる典型的なDVのKさん。
逃げればいいじゃん。と思うけど、その当時は地元が同じこともあり、実家を知られているし、逃げたら家族がどうなってもいいのかと脅迫も受けてたので家族に被害が行ってしまうことが恐く我慢するしかなかった。
寝る前にいつも『明日の朝、目が覚めませんよう』にと願いながら眠りにつく。
なんでも話してた自分を恨みながら、ビクビクしながら生活する日々。
立ち向かおうとも考える思考すらなかった。
一人で子供を育てる勇気も度胸もなかった。
当時の私は何も出来ない無知で無力だった。
そんな自分が惨めで、悔しくて、生きているのが辛かった。