【心霊体験】初めてのおかまバー
友達とのルームシェアは居心地よかったし、楽しかった。
どのくらい一緒に住んでいたのかは覚えていないけど、都内に引っ越ししたくなり、引っ越しを決意する。
初めての一人暮らし。
mixiで友達を作り、リアルに集まって遊んで今まで出来なかった経験を取り戻そうとしていました。
ある日mixi友達と新宿のとあるおかまバーへ連れていってもらいました。
接客してくれたのは大柄なキャストさんとスキンヘッドのキャストさん。
スキンヘッドのキャストさんは頭にいちもつを張り付けて接客してくれてた。
ふと気づくとスキンヘッドのキャストさんがずっとトイレの前で立っていた。
誰かが何しているのかと尋ねると、お客様がトイレに入ったから待っているとのこと。
その時、誰もトイレに入っていないのに。。。
スキンヘッドのキャストさんは何を見たのでしょうか。
生きていることが辛い日々④
その後、Kさんは定期的に荷物を取りにきたり、ただ会いにきて外食をしてまたどこかに帰る。
家賃の半分と光熱費はKさんが負担しているので、私の給料だけでもなんとか生活はできる。
動物の保険に加入していたとはいえ、猫の病院代の負担はでかいので、仕事を変えることにした。
友達に相談し、決めたのは水商売。
最初の頃はお客様に「子供いるでしょ?」とか「所帯じみてる」とか色々言われた。
少しお金に余裕が出てきたある日、母からの電話。
「早くその家を出なさい」という母、母は勘が鋭い。
母の言う通り、家をでる準備を始めた。
引っ越し先を考えるうえで、大事なのは決してKさんにばれない場所。
Kさんの思考のくせを逆手にとり、住む県を決めた。
一人で家を探すことが初めての私と家探ししたことのない母の二人で友達とルームシェアする物件を探す。
とある駅から離れたメゾネットタイプ駐車場付きの2DKの物件に決めた。
内見した時も部屋の床が一面カビだらけだったのに、無知な私は掃除すればいいだろうと決めてしまった。
引っ越し日が近づいてきたある日、曾祖父が亡くり一足先に友達に引っ越してもらい、後から私が引っ越すことになった。
カビ一面の部屋を友達に掃除してもらうことになって申し訳なかった。
引っ越しして数日たったころ、Kさんから電話が来た。
「今から帰るから」と。。。
『帰ってもいいけど、誰もいないよ』と伝えるとKさんは泣きながら怒り出し、挙句の果てには猫を奪うために裁判を起こすとまで言い始めた。
『猫には私がいないと生きていけないよ』とだけ伝えると、Kさんは何も言えなくなってた。
やっとKさんとの縁が切れた。
あれから何年も経ち、今になって思うのはKさんとの出会いは私の人生において必要不可欠なものだったと思う。
今の自分になるきっかけを作ってくれたKさんには今では感謝している。
生きていることが辛い日々③
それからしばらくして、Kさんが猫ばかりを可愛がって、自分をおざなりにしていると怒り出した。
そして、猫に触れるの禁止と。
その時の私の生きがいでもある猫に触れるなというKさんと言い合いになった。
胸倉をつかまれて殴られそうになる。
その時、猫がKさんの足に掴みかかり噛んだ。
Kさんが猫を蹴ろうとしているように見えた。
無意識に猫を守ろうとKさんの左鎖骨下を思い切り殴った。
Kさんは勢いで後ろにあったソファーにしりもちをつき意気消沈としていた。
その後Kさんは私に手を挙げることが一切なかった。
平穏な日が戻ったある日、Kさんが言った。
「ねー、俺が浮気してて悲しくないの?」
多分「俺が浮気したら悲しくないの?」と聞きたかったんだと思う。
Kさんに『浮気してて?』と聞き返す。
Kさんが慌てだしたのが、事実であると裏付ける。
その瞬間からKさんを視界にいれるこが嫌になり、生理的に無理な人になった。
それからKさんを視界にいれることも、話すこともやめた。
数日経つと耐えきれなくなったKさんはどこかに出て行った。
それから猫との生活が始まった。
夜寝室で寝る準備をしていると、猫がリビングの方を凝視する。
リビングから軋む音がするのは日常茶飯事だった。
キッチンに居る時には、キッチンの出入り口の床に近いところに灰色の何かが通り過ぎたのを視界の端で捉えた。
目の前にはキャットタワーにずっと座ってこっちを見ている猫。
ここにきても鈍感が冴えわたっていた。
生きていることが辛い日々②
生きていることが辛い日々に転機が訪れたました。
Kさんが近くのホームセンターで見つけてきた猫。
可愛かったから見に行こうと誘われついていくと、生後4か月のかわいい子猫がいました。
触らせてもらい、一瞬で虜になりそのままうちの子へ。
この子が来てから毎日あった暴力がなくなり、体のいたるところにあった痣が薄くなり消えていった。
猫のお腹には虫がいたり、髪をしばるゴムを誤飲したり、尿結石ができやかったりと何度も病院にお世話になっていた。
獣医師に「この子は短命かもしれない」と言われたりもしたけど、猫が生きている間は精一杯できることはやってあげようと思った。
少し広い部屋に引っ越し、落ち着いた日々を送りつつも、原因不明の左ひざに痛みがでることがあったり、思考が凶悪になったりして自分が自分じゃないような感覚になることがあった。
当時母からも目つきが違うと言われてた。
ある日母から突然〇日に帰ってきてとの連絡がきた。
言われた日に、実家に帰ると母の知り合いのSさんがにいた。
挨拶をし終えると、Sさんは私の背後や全身を見てきて言った。
「左ひざに男性がついていて、あなたを幸せにはさせないとすごい形相をしている。あと水子があなたを心配しているよ」と。
続けて「彼には女性の霊がついていて、いくら別れようとしても霊同士が結託して別れさせようとしない。除霊したら彼と別れることになるけど、それでもいい?」と聞かれた。
二つ返事でSさんに男性の除霊と、水子を成仏させてもらうことになった。
私の背中に手をあてるSさん。
終わってからSさんが言う。
「今日から1週間以内に夢に水子が出てくるから」と。
実家に泊まることなくそのまま家に帰り猫を愛でる生活に戻る。
ある夜、夢に女の子が出てきた。
顔は暗くて見えないが、髪の毛は肩くらいまである幼児くらいの女の子。
耳元に「ママ」と呼ぶ声が聞こえ女の子が遠ざかっていって目が覚めた。
涙が止まらなかった。Kさんにばれないよう声を殺して泣いた。
生んであげれなかった罪悪感と心配させてた申し訳なさでいっぱいだった。
生きていることが辛い日々①
高校を卒業して、すぐに関東にのとある寮に入りました。
彼氏もいない、親や近所の目もない状況にはっちゃけて、肝試しに行ったりしていました。
肝試しに行っていいことは何ひとつない。
生活に少し慣れたころ、地元の友人に誰か紹介してと頼まれたので、学校で知り合った友人を紹介しようと思い、会う機会を作ろうとしました。
地元の友人とその友達、私の友達2人の4人で会えばいいと思い、私はその場に行くつもりはありませんでした。
しかし、一人の友達が突然来れなくなり、一人で行かせるわけにもいかないので急遽私も行くことに。
それが地元が同じKさんとの出会いでした。
その当時の私は無知で本能のままに生きていました。
自分のこれまでの恋愛遍歴などすべてペラペラと話し、相手がどう思うのかとか一切考えず自分を知ってほしいと思っていました。
Kさんと付き合うことになり、最初のうちはよかったのですが徐々に雲行きが怪しくなります。
口は災いの元ということわざを身に染みて経験することになります。
付き合い始めてしばらくするとKさんの家で半同棲のような生活になり、しばらくすると私の恋愛遍歴を知っているKさんが夜に豹変するようになりました。
・タバコの灰皿代わりに手を出せと言われ、手のひらに根性焼きをされる。
・焼酎のロックを一気飲みさせられ、急性アルコール中毒のような症状がでる。
・焼酎の空き瓶で殴られる。
・夜になれば殴られ、蹴られる。
・首を絞められ意識が飛ぶ。
・インスタントカメラで恥部を撮られる。※
・壁に自分から突撃しろと言われ、鼻が折れる。
・結婚しようと子供を作ろうと言われ、実際にできたときは下せと言われる。
※インスタントカメラを撮られて出てきた写真は全部真っ黒だった。
顔を撮ると普通に取れるのに、恥部を撮ろうとするとすべて真っ黒。
見えない何かが守ってくれていたんだと今は思います。
そんな日々が毎日続き、毎日夜が来るのが怖かった。
朝になると泣きながら謝られる典型的なDVのKさん。
逃げればいいじゃん。と思うけど、その当時は地元が同じこともあり、実家を知られているし、逃げたら家族がどうなってもいいのかと脅迫も受けてたので家族に被害が行ってしまうことが恐く我慢するしかなかった。
寝る前にいつも『明日の朝、目が覚めませんよう』にと願いながら眠りにつく。
なんでも話してた自分を恨みながら、ビクビクしながら生活する日々。
立ち向かおうとも考える思考すらなかった。
一人で子供を育てる勇気も度胸もなかった。
当時の私は何も出来ない無知で無力だった。
そんな自分が惨めで、悔しくて、生きているのが辛かった。
【心霊体験】初めてのご対面
今までは自宅で体験していた私ですが、今回はバイト先の飲食店での出来事です。
高校生の頃、同級生に紹介された飲食店でバイトをすることになった。
カウンターに広めの和室が二部屋、小さめの和室があるお店でした。
広めの和室が2部屋隣接していて、襖をあければ宴会もできそうな広さになる。
広めの和室の奥側は混まない限り、お客様がきてもあまり通すことはなかったし、私自身その部屋に近づきたくなかった。
暇なときは奥の和室でマスターがテレビを見てくつろぐ。
ご対面したその日もマスターはテレビを見ていた。
お客様が来店しはじめ、奥の和室のテレビはつけたままで誰もいない状態。
閉店までマスターが奥の和室に戻ることがなかったため、閉店作業をしているときにテレビを消しに奥の和室に入り、テレビの前でリモコンを持ってテレビを消す。
その間、私はずっとテレビの画面を直視していた。
テレビが消える一瞬、画面にスキンヘッドのおじさんが頭をこちらに向けて仰向けになっていたのが映った。
その顔は目は黒い空洞になっており、テレビの残像ではないことがすぐに分かった。
これがトラウマとなり、未だにテレビを消すときは目を瞑るようにしている。
【心霊体験】初めての目視
お風呂場で声を聞いてから特に記憶に残るようなことは起こらず。。。というか記憶がほぼない。
次に覚えているのは中学生の頃。
今回は母屋の居間でのできごとを書いていこうと思う。
居間の作りは掘りごたつと神棚がある和室、隣接する和室にはテレビが置かれていた。
隣接する和室は引戸はあってもいつも開放されており、二つの和室の部屋が丸ごと居間をして使われており、隣接の和室には壁がなく四方がすりガラスの引戸になっていた。
中間テストか期末テストのために深夜の居間で勉強をしていた私。
ふと気配を感じ正面を見るとすりガラスの向こうの廊下に白い服を着た人影を見つけた。
トイレの方へすすす~と移動していったので、弟がトイレに起きたのかと考え気にしていなかった。
また成人してからよく考えてみた結果
①当時弟は小学生。人影は大人の身長だった。
②足音がしていない。
③トイレの方角へ行って戻ってきていない
④白い服というより白い着物だった。
怖いという感情がなかったからご先祖様だったのかもしれないという結論に至る。